概要
日常の読書から学術的な文献管理まで対応した蔵書管理・読書サポートサービス(toshofind)を開発しました。
個人的に最も必要としていたものを作ったので、みなさんの需要と合いそうならぜひご利用ください。
私が欲しくて仕方のなかった機能を統合して揃え、逆にいらないと思った機能は一切含まれていません。
登録の際には個人情報の登録なども一切不要*1なので安心してご利用ください。
主要機能
toshofindは、本の管理を中心に、研究・授業・日常まで幅広く使える機能を揃えています。以下が主要な6つの機能です。
バーコードスキャン
ISBNバーコードをスキャンして書籍情報を即座に取得できます。スマートフォンのカメラを利用して、本の裏面にあるバーコードを読み取るだけで、タイトル・著者・出版社・出版年といった基本情報が自動的に入力されます。大量の本を一括登録したいときに特に便利な機能です。

資料検索
toshofindにアクセスしたら最初は登録前の紹介ページが表示されます。登録後は、検索機能を使って本を追加できます。
本の追加はタイトル/著者名での検索、ISBNコード、URLから可能になっています。検索結果から必要な情報を取得し、登録まで短縮できるようになっています。
論文も同様に追加できますが、論文の場合はISBNの代わりにDOIでの追加が可能です。DOIを入力するだけで論文のメタデータが自動取得されるため、学術文献の管理にも最適です。

読書セッション
追加した本は「読書セッション」機能を用いて時間を測りながら読むことができます。リアルタイムで読書を記録し、積み上げデータを可視化できます。
セッション画面では、読書対象の本を選択すると、本の情報(著者・状態・全体の分量)が表示されます。中央にはストップウォッチが配置されており、読書スピード(pages per minute)と進捗がリアルタイムで確認できます。開始・一時停止・再開・終了の時間が正確に記録されるため、自分の読書ペースを客観的に把握できます。

授業/シラバス管理
回ごとの資料割当とメモ管理、印刷用一覧を作成できる機能です。大学の授業や研究ゼミで使用する文献を回ごとに整理し、シラバスとして管理できます。各回に割り当てた資料やメモを一覧にして印刷することも可能です。
引用エクスポート
事前に登録しておいた情報をもとに、いつでも学術的なフォーマットでの引用ができるようになっています。対応フォーマットは以下の4種類です。
APA :心理学・社会科学分野で広く使用される引用形式
MLA :文学・人文科学分野で標準的に使用される引用形式
BibTeX :LaTeXとの連携に最適な引用データフォーマット
SIST :日本の科学技術情報流通基準に基づく引用形式
Citeボタンをクリックし、引用形式を選択するだけで、即座に引用テキストが生成されコピーできます。レポートや論文の執筆時に非常に便利です。

レビューとメモ
評価、タグ、メモをまとめて記録し整理できます。読了後に星評価をつけたり、タグを用いて本をカテゴリ分類したり、メモを残すことで後から振り返りが容易になります。
ダッシュボード
ログイン後のダッシュボードでは、年間の読書目標、ライブラリの統計、現在読んでいる本を一目で確認できます。自分の読書活動の全体像を把握するためのホーム画面として機能します。

ライブラリ管理
toshofindのライブラリでは、本・論文・Webページなど、さまざまな種類の資料をまとめて管理できます。各資料には著者、出版年、出版社、全体の分量、読書状態、評価、読書開始日・終了日、場所、タグといった豊富なメタデータが記録されます。

統計機能
読書時間、支出、トレンドをビジュアルで確認できる統計機能を搭載しています。日・週・月・年単位で読書活動を分析でき、自分の読書習慣を客観的に振り返ることができます。

活用シーン
toshofindは、研究から授業準備、日常的な読書まで、一つのプラットフォームで対応します。
研究資料の管理
資料をタイプ別に整理し、引用を一括で生成できます。論文執筆時にDOIから論文を登録し、APA・MLA・BibTeX・SISTの各フォーマットで引用を即座にエクスポートできるため、参考文献リストの作成が大幅に効率化されます。
授業準備
各回の授業に必要な読書リストとメモを管理できます。シラバスに沿った資料割当を作成し、印刷用の一覧も作れるため、授業準備がスムーズに進みます。
日常の読書記録
セッション機能で読書時間と進捗を記録し、自分の成果を確認できます。読了した本にレビューやタグをつけて整理し、統計で読書習慣を客観的に振り返ることができます。
製作動機
私がこのサービスを作成しようと考えたのは、既存の本棚アプリはどれも本質的ではない設計をしていると感じたからです。
高機能な本棚アプリはどれも「本を登録して蔵書管理する」という機能より「コミュニティ機能」に力を割いているように見えます。これは非常に厳しいと思います。本来コミュニティ機能は蔵書管理機能に先立つものであってはいけません。
私のtoshofindでは、まず個人での本の運用があり、それらの蓄積や個人での読書活動がコミュニティ機能で見られるようになるのです。
私の設計理念は、「一人の世界で完結するサービス」を先に作り、他すべてのコミュニティ要素を「外界」として設定することです。
「戦う」機能
この設計理念を可能な限り忠実に再現しようと実装したのが「戦う」機能です。すべてのユーザーには「戦う」外での蔵書記録や読書活動という戦闘力を蓄積する時間があり、その蓄積をもとに他のユーザーとランキングで競い合うことができます。
個人の読書活動がまずあり、その結果がコミュニティに反映されるという流れは、toshofindの設計理念を最もよく体現する機能です。
現在の「戦う」機能は他ユーザーについて知ることができるように作られています。
今後のアップデート情報に関する記事でこの機能に関して詳しく紹介します。
今後のサポートと開発
私が毎日たくさん使っているサービスなので、どんどん不便な点を見つけては控えています。改善が必要だと判断した箇所に関しては可能な限り早く改善するようにしています。
今後一番変化が期待できるのは、「戦う」機能です。これはまず最小限の機能で公開し、開発が追いついたら機能が増えていくように計画しています。現在のバージョンではランキング表示機能しかなく、実績機能も安定していないので、時間をかけて機能を補強・追加していこうと考えています。
資料検索や蔵書管理の機能も継続的に改善が進んでおり、開発の最新情報はこのサイトで確認できるようになります。
toshofind: https://toshofind.com
*1 「戦う」機能への参加の際には「参加する」というボタンを押すことで情報共有・ランキングへの掲載に同意したものとみなします。「参加する」を押していないユーザーが無断でランキングに追加されることはありません。


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